覧古考新
~無責任に幕末と新選組を語る~
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無題
同感です。
私も、幕末は日本近代の始まりだと思っております(私自身、学生時代は日本近代史のゼミで幕末を研究していた人間だということもありますが…)。
ペリー来航の前と後で、日本の政治社会の状況は大きく変わったと思うんですよね。
黒船来航がなければ、近藤勇や坂本龍馬は剣術道場主あたりで一生を終えたでしょうし、中岡慎太郎はずっと庄屋として過ごしたかもしれませんね。私も、それまでは政治に参加することがありえなかった身分の人たちが幕末になってから、政治に口出しするようになったと思います。
また、私が「幕末=近代の始まり」と考える上でそのほかにも重視していることがあります。
それは、『幕末学のみかた。』の中で井上勲氏が言っていることなのですが、「明治維新は、日本の伝統社会が一個の政治単位つまり国家として、世界史の構成員となる過程に生じた社会変動」ということです。
【2006/03/10 20:42】|
URL
| パルティアホースカラー #9b2cf65b45 [
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世界と日本
パルティアホースカラーさん、コメントありがとうございます!
『幕末学のみかた。』はパルティアホースカラーさんが御自身のブログで推奨されてましたね。影響されて、入手してしまいました。値段に見合う良書です。
「明治維新は、日本の伝統社会が一個の政治単位つまり国家として、世界史の構成員となる過程に生じた社会変動」という井上勲氏の意見における「世界」とはこの場合、イコール西欧でしょうね。過去に西欧と全く接触がなかったわけではない日本ですが、西欧と本気で直面したのは幕末が初めてだったのではないかと思います。それまでは受け身の局部的接触でしかなかった西欧との付き合いが、明治維新を経て接触的に関わるようになるわけで、まさに180度転換したと言えます。
この「積極さ」というものが、井上氏が言うところの「国家として、世界史の構成員となる」ということなのだと思います。世界(=西欧先進諸国)に認められる国家を目指す…ということですね。
個人的には『幕末学のみかた。』に井上氏が書かれていた事でなるほどと頷いたのは、大久保利通の有名な「非義の勅命」の文章を出して、「朝廷ないし天皇の伝統の呪縛から解放された武力倒幕派の自己表現」と評していた部分ですね。大久保の文章が発する「エスタブリッシュメント(=支配者層)なにするものぞ!」という気概のようなものは、まさに近代の何たるかを端的に示していると思います。
【2006/03/10 22:07】| |
くるす
#92d83c53f1 [
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